
これは先日ご来院頂いた方の話です。
この日血圧が低くて調子が悪いということでご来院頂いたのですがご来院前に血圧の薬を飲んできたというのです。
私は全く理解が出来ず詳しく聞いてみるとご来院前に血圧を測ったところ130mmHgに上がっていたので薬を飲んだということでした。
130mmHgが高いということで飲んだらしいのですが、この方は90歳を超えたご年配の方です。
年をとれば血管も固くなるので血圧が高くなるのは当然です。
若い人と同じ値にしようなんて無茶な話です。
しかも腎臓が悪いと言われているということなので出来る限り薬は飲まない方が良いのです。
薬が最も悪影響を与える臓器は腎臓です。
しかも腎臓が悪いということで薬を出されているということですが腎機能を上げる薬などそもそもありません。
薬をスナック菓子感覚で気軽に飲む人があまりに多いことに驚きます。
薬は人参やトマト等で作られているのではありません!
化学合成で作られたものです。
添加物や農薬は気にするのにもっと怖い薬はもっと慎重に服用すべきだと思います。
本のタイトルでもある「薬に殺される日本人」というワードが頭をよぎりました。
身体は病気にしたいがために圧(血圧)を上げているのではありません。
血液の届きにくい末端の毛細血管にまで血液を届けるべく頑張っているのです。
頻尿のために飲んだ薬が、頭痛のために飲んだ薬が目にも耳にも腎臓にも肝臓にも肛門にも大腸にも…無関係な流れてはいけないところにも血液にのって運ばれます。
悪いところがあれば生活習慣を見直すことです。
薬は本来飲んで治って止めるものです。
何年も同じ薬を飲み続けているということはその薬では治らないということです。
この方にはウォークマット(足踏板)で透析寸前のかたが透析回避した話をし毎日踏むことと特に腎臓の反射区を揉むことををオススメしました。
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