五輪真弓が作り上げてきた50年の軌跡をまとめた究極のベストアルバム
五輪真弓50周年記念ベストアルバム。1972年のデビューから、キャロ・ルキング、ラリー・カールトン、ザ・セクションなど多くの豪華ミュージシャンと共演し、その後フランスでの音楽活動を経てきた五輪真弓。デビューから現在までの50年の歴史の中から珠玉の名曲を 4 枚のディスクに収録した究極のベストアルバム。日本未発売のフランス盤音源やシングルカップリング曲の初CD化、NHK みんなのうた「遠いまち」(1976年2-3月放送)、「星の子供たち」(1998年6-7月放送)などを収録。 (C)RS

ユーミンの50周年はとても話題になっていますが五輪さんも50周年です。
「恋人よ」しか知らない人は「少女」から始まる歌の世界はちょっと驚かれるかもしれません。
デビューアルバムがキャロルキング参加によるLA録音からもわかりますが洋楽の香りのする曲が中心です。
これが「さよならだけは言わないで」から結婚前の「熱いさよなら」までは曲調もガラッと変わり失恋ソングのオンパレードです。
私は「恋人よ」よりもこの「さよならだけは言わないで」だったり「残り火」「リバイバル」「抱きしめて」「熱いさよなら」「ジグソーパズル」「運命」といった曲のほうがはるかに好きです。
「リバイバル」の最初の雷の音なんかゾクゾクします。
この雷の音もフランス録音の際録ったものだそうです。
ただ残念なのは初CD化曲以外、今までのベスト盤に収録されている曲がほとんどだということ!
3枚組のシングル曲を集めた「ゴールデンベスト」の曲とかぶっている曲が多すぎてこのCDを持っていれば特にファンでない方は今回の「Mayumi Itsuwa Premium Best -HISTORY-」は買わないと思います。
「海」「少女」「心の友」は原曲バージョンと別バージョンの2曲収録されていますが、どちらか一曲にして別の曲を入れてほしかった…。
オリジナルアルバム未収録で梓みちよさんへの提供曲「行きずり」が収録されなかったのがとても残念!!
45周年コンサートで披露された「青春スケッチ」なんかもすごく良い曲なんだけど…。
もちろん五輪さんのアルバム持っていない方にはオススメです。
この秋から冬にかけての季節には「さよならだけは言わないで」から始まる失恋ソングの世界は身に沁みますよ!!
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