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マッサージ療法

​氣になる記

中島みゆき「十二月」

なおきち

今年もあと僅かとなりました。

この季節に聴きたいのが中島みゆきさんの「十二月」です・

「時代」や「ファイト!」や「糸」のようなお馴染みの曲しか知らない方はちょっとビックリする曲かもしれません。

『自殺する若い女が この月だけ急に増える…』という歌いだしで始まるのですがこの一文だけでも皆さんが聴きなれている“中島みゆきの曲”とはちょっと違うと曲なのかな?と感じられるかと思います。

現在のCDやコンサートのアレンジャー瀬尾一三氏と組んだ第一作「グッバイガール」の中の一曲です。

一番最初にステージで披露されたのが「夜会Vol.1」でした。

コートのような地味な色合いの衣装で歌った「鳥になって」のあと「十二月」のイントロが流れその衣装を脱ぎ捨てるとその下は真っ赤なドレスが…

この時、ドキドキしながらステージに釘付けになったことを今でもよく覚えています。

CDには収録されていない2番を初めて聴きこれも衝撃的でしたが、最後ステージから飛び降りるシーンも衝撃的でした。

その後、「コンサートツアー“パラダイス・カフェ”」「夜会工場Vol.1」でも披露されていますが、「夜会工場Vol.1」ではCD Versionでした。

「コンサートツアー“パラダイス・カフェ”」のトークで2番は辛辣な歌詞なのでレコーディングではカットしたということを知りました。

でも2番があるとかなり歌のイメージが変わるんですよ!

生でこの曲を聴くとこの曲が持っている迫力とみゆきさんの歌唱による迫力が重なり前から何か見えない圧で押さえられているような感覚になります。

もう一度生でフルコーラスを聴きたいと願っている一曲です。

こんなにいろいろなタイプの曲を作ることができそして表現することができる“中島みゆき”という人の才能はスゴイと思います。

こういったタイプの曲は“中島みゆき”を聴かない限り聴けない曲だと思います。

今まで味わったことのない歌の世界を感じてみたい方は是非「十二月」聴いてみて下さい!!

華やかに飾られ賑わう師走の街中を救急車が走っていく画が目に浮かびます。

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